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先週の金曜日に初めて病院で活動するようになりました。
保健センターもそうですが、カウンターパートに一回連れて行ってもらって
紹介してもらった後は、次から一人で活動先に行きます。
先週初めて一人で行った時は、ラマダン明けの祭中で人がいないから
無理と追い返されてしまいました・・・。

この病院は、日本とモロッコが共同で建てた病院で、
入り口には日本の援助で建てたという看板が貼ってあります。
なんと月の分娩件数500~600件!!働いてた病院の約10倍。
同期の地域の病院も900件とからしく、あり得ない数です。
ラマダンと夏休み期間中は人がいないということで、産後教室は未開催で来週からの開催だそう。
けど担当の人は一人らしく、また助産学生と一緒にするそうで、毎日はやらないみたい・・・。
モロッコは産後、普通分娩は48時間(2日)で退院です。
なので受けれない人もいるし、ちらっと見た限り産後の担当の人一人だし、
それはどうなのかなぁと思いますが。。。
私が来たからと、この日はわざわざどんなのか見せてやってくれました。

後、ここには中国人の女性の先生が3人帝王切開とかするために働いています。

ここで大きなショックを受ける出来事がありました。
モロッコでは、家で出産する人がいるので、保健センターの母親学級では
健診と施設分娩の重要性を何度も言っています。
そういうこともあり、母親学級の活動に生かすため
モロッコのお産はどんなものかみたいと思い見学をさせてもらいました。
また興味があったのも事実です。

まず分娩室が衝撃的です。真ん中に新生児室があり、
その両サイドに分娩台が4つと3つずつあり間には仕切りがありますが、
入り口には扉もカーテンもなく診察されている様子も、分娩の様子も丸見えです。
配慮ってもんがありません。
しかも家族の付添はだめらしく、一人で出産です。
もちろんドップラー、NSTなし。
たぶんパルトグラムらしきものもちらっと見えたけど、ちゃんと書いてない感じ。

真ん中のベビー室。一つのインファントに裸の赤ちゃんが、2人ずつ寝かされています。
一応ネームタグは片手に一つ付いていますが。。。
インファントは、もちろん温かくありません。
便をしててもそのまま。部屋に色んなものが散らかってるし、汚いです。
産後お母さんは2時間分娩台で過ごすのに、赤ちゃんとは別々。
冷えるくらいならカンガルーケアしたらいいのに。
しかも助産師さんがいつも座っているところからは中がちゃんと見えなくて、
しかも中にはだれもいないし、赤ちゃんほったらかし。
ありえん。

分娩も1件目はたまたま分娩室に行った時に、ちらっとのぞいたら産む直前お母さんがいて
必死の様子で手招きされ、助産師さんもいいって言ったので、手を握って付き添いました。
清潔シーツが引かれてなくて便器が挿してある、っと思ったらその便器がシーツ代わりでそのまま出産!
生まれたベビーは一応隣の台みたいなシーツに寝かされ、
へその緒を切られお母さんに見せた後そのままベビー室へ。
ベビーが寝かされていた下には針付の注射器が置いてある!
また、便器からへその緒の端が、垂れて、床に血がぽたぽた・・・。
胎盤出すときはめーっちゃ子宮底押して引っ張ってるし。
衝撃。。。

その後、私の担当の人の仕事が終わり帰ってしまったので、もう一度分娩室を見学に行きました。
入って助産師さんと話をしていると、 遷延しているお産があるということで
中国人の先生が来て出産が始まりましたが、
先生が注意しても子宮を直接押すクリステレルはするは、麻酔なしでエピを入れるわ・・・。
何とか生まれるも羊混ドロドロ、アプガー最悪。
その後のケアは目に余るものがあり、思わず手が出てしまいましたが、
協力隊員は直接の医療行為はしてはいけません。
それを思い出せないくらい、思わず手が出てしまう位の新生児蘇生もあったもんじゃない処置が行われていました。
書き出すときりがないくらい。
赤ちゃんは何とか生きています。けど・・・。
周りを見渡すと、色んな器具に日本のマークがついています。何もできない日本人がいる。
あの場面で何ができたんでしょう。
中国人の先生も、助産師も「いつもここではこうよ。ここで働くのは難しい」と言います。
私が泣いてると「なんで泣いてるの?」です。
じゃあいつもこうならないために、設備をちゃんと整備すれば?機械直せば?
勉強すれば?喧嘩してないで、座ってないで、ここに来なよ。
一つの命をなんと思ってるの?
赤ちゃん頑張ってるやん!

初めてここに来た自分。
何をどううまく言えばいいのかわからなかった。
何をどうすればいいのかわからなかった。

モロッコになんで協力隊の要請が必要なんだろう、はじめそう思ってました。
けどこういう場面をみて、保健センターとか行って色々見て、
基本の部分ができてないここはまだ途上国なんだと自覚させられました。
モロッコだし、そこまでじゃないだろうと想像してた部分が覆され、ショックを受けています。
色々思うことがあります。
自分の本来の活動も大切だけど、それ以上にここの現状を何とかしないといけないんじゃないのか、
ここで産めって言えないよーっていう現実がありました。
帰る前にああしておけばよかったな、あれを言っておければよかったな等々
無力さを実感。
私はここでは直接は働きません。
けど、見てしまった限りは何とかできることとしたい、というかしなきゃ、そう思います。
自分にできること、考えて行こうと思います。
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2011.09.11 / Top↑
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