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マブルーク ライード!
11月7・8日と初めてライード アドハ-(羊犠牲祭)に行ってきました。
想像してたけど、想像以上にすごかった。。。

おじゃました先は、活動先の保健センターの看護師さんの実家。
あんま話した事はなかった方だったけど、彼女は私の家の隣に住んでて、
彼女の娘さんが私と同じエアロビに行ってて私の事知ってたってことで呼んでもらいました!
このことを教えてもらったのは、ライード直前。
それなのに大切な行事に招待してくれるなんて、本当にありがたかったです。
結局ライードまでに他に数件の家族から、「うちに来て」って声をかけていただいて、
他の所を断って行かせてもらった感じになりました。
みんな優しい。

ライード当日は晴天!
それまで一週間ぐずぐずした天気だったのに、嘘のようにいい天気。
sP1050541.jpg

朝出かける前に音がしたので、ふっと窓の外を見下ろすと、
隣のマンションの一階に羊が3頭!
これから起こることを知らないかのように、のんびりしています。
sP1050538.jpg

娘さんが家まで迎えに来てくれて出発。
外に出て少し歩くと、「め~」っとマンションのベランダから
羊が切なそうに外を見て鳴いています。
町はとっても静か。お祈りの声だけが、町に響いていました。

看護師さんの実家に着くと、まずはちょっとしたお菓子とアチャイでお出迎え。
こちらはモロッコの一般的なおうちです。
sP1050544.jpg

しばらく話した後、ベランダへ!
羊をさばくのはベランダらしい。
なんとなんと、ここにも3頭羊がいました!
オスが2頭、メス1頭。
ビックリしてると、その後親戚の人がさらに2頭連れてきて
合計5頭の羊が犠牲になる場面を見てしまいました。。。

さてさてここからなんですが、写真を撮ったはいいものの
改めて見直すと写真がすごすぎるので、極力大丈夫そうな写真だけのっけます。
もしすごいの見たいって人がいたら教えてください。

ここのおうちでは羊を専門に捌く人が2人きて、その人が羊を捌いていました。
家族はそのお手伝いをしています。

犠牲祭の流れ
①犠牲祭の開始。まず羊を連れてきて横に倒します。

 そして「ビスミッラー(神の名において)」とみんながいうと、
 グサッとのどを切ります。
 全部は切らなくて、骨と皮を少し残す位切ります。
sP1050547.jpg

やっぱりというか、一つの命が亡くなるのはすぐではありませんでした。
グサッと首を切った後、しばらく羊はぜーぜーと声にならない声を出します。
暴れる羊もいました。
それに合わせて、血も吹き出します。
さらにしばらくすると動かなくなったので、それでおしまいかと思いきや、
ずっと羊の足を持ってるなぁと思ったら、最後の最後で羊がみんな足をバタバタさせて暴れるんですね。
最後のあがきというのでしょうか。。。
しばらく暴れた後、羊は亡くなりました。

その横では、流れ出る血を掃除用のはけで排水溝に手際よく流しています。
詰まったら、名前忘れちゃったけど便器が詰まった時にジュポシュポするやつで流してました。。。

②足の骨を折って、骨を折ったところから口で皮と身の間に空気を入れます。 
 これは皮をはぎやすくするためです。
 骨を折るゴッキという音が何とも言えず痛々しい。
 羊は風船のように膨らみます。
 
③皮をはぎます。 
 ふくらました状態で少し皮をはいだ後、羊をひもで吊り下げて
 皮をはぎやすくします。
 首を切り落とします。
 そして手際よくはいでいきます。
sP1050718.jpg

④皮がはげたら内臓を取り出します。

⑤内臓を洗います。

⑥終了
これが5頭分繰り返されました。。。

キレイになるとこんな感じ。
sP1050711.jpg

犠牲祭は神聖な感じで行われるのかと思いきや、そんなことはなく、
最初はみんなじっと見守っていましたが、
その後はみんなわいわいがやがや言いながら、
羊が解体される様子を見ています。
子どもも怖がること無く見ています。

⑦内臓を焼いて食べます。
内臓が洗えたら、羊をさばいている横で内臓を切ってバーベキューが始まりました。
sP1050744.jpg
最初は味付けした肝臓と心臓を焼いて、そのまま食べます。
その後、シェイマという腹膜にあたるのかな、を焼いた肝臓にまいて串に刺して再度焼きます。
sP1050751.jpg
犠牲祭当日は内臓だけを食べるらしく、内臓系を頂きました。
羊って当日に思い出したけど、苦手な肉だったけど、とってもおいしかったです。
みんな家族がそろって、お話ししながら楽しい時間を過ごしています。

⑧頭を焼きに行きます。
もちろん頭も食べます。
頭は家の中では焼かなくて、家の外の広場にみんなが頭だけを持ち寄って
若者が焼いてる場所があって、そこで焼きました。

これが一連の流れです。

感想としては、興味がすごくあったから怖くもあるけどライードは楽しみでした。
けどやっぱり羊はかわいいねーって見ている対象だったから、殺される場面を見るのは衝撃的。
仕事柄血を見るのは見慣れているけれど、殺されるのとは違うからほんとに衝撃的。
意外に冷静に見れたし、みんなが写真撮ってっていうから
普通に撮れてる自分がいるのにもびっくり。
改めて色んな命をもらって自分は生きているんだなぁって、心から実感しました。
羊は足の先とか以外は、ぜーんぶきれいに食べられます。
普段生活していたら、こんな風に動物が殺される場面なんてみることない。
そんな命の営みは、今の日本での生活の中では排除されてる。
もちろんそんな場面を必ず見なきゃいけないってわけではないだろうけど、
こうして一つの命をもらって生きているんだな、命や食べ物を大切にしなきゃいけないんだな、
っていうのを実感するためにも必要な儀式なんだろうなと思いました。
これを見ると犯罪なんて起こす気持ちもなくなるだろうに。
自分もみんなの命を大切に、仕事で出会う新しい命と亡くなる命を大切に、
食べ物は残さず大切に食べる。
これから今まで以上に大切にしようって思いました。

この日はそのまま「泊まっていきなさい!」って事で、お泊りしました。
まさかここでプチホームステイするなんて。
翌日に続きます。
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2011.11.09 / Top↑
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